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2022/08/01
生理学とゴルフとイップスと
「いろんな学問をかじったから何がわかるんだよ」
っていうところで、
今回は特に『運動生理学』分野との関連を少しだけ。
当たり前ですが、筋肉自体が自分の意志で筋肉を自由に収縮できるわけではなくて、
脳からの電気信号によって収縮の命令を伝えます。
これはリモート的な無線ではなく、脊髄と神経によって『有線』で伝えられます。
この神経のはたらきは、トレーニング(訓練)によって質を向上させる事が出来ます。
具体的には神経を刺激する頻度やタイミングの質の向上は訓練によって見込めるということです。
例えば、
脳は慣れない強い動きをさせる時に関節などを守るために、命令された動きの筋肉の反対側の筋肉を大きく刺激してカウンターを当てる事で関節を保護しようとする防衛本能が作動させます。
しかしこれでは、スポーツの動きとして都合が悪いので、動きの訓練をする中で脳はこのブレーキ作用を緩めることを覚えていきます。
訓練が進んでいくと、結果的にブレーキ作用のマイナス分が減った事で出力が増す事になります。
これが筋肥大によるものではない筋出力の向上という訓練の成果になります。
ゴルフのレッスンではこのような仕組みを応用して『飛距離アップ』を筋トレなしで達成することが出来ます。
脳はこのような自己防衛システムを無数に装備していて、それぞれの分野でその解除の仕方が異なります、
イップス も、
『その動きをやめさせれば最悪の事態をとりあえず回避する事ができる』
という自己防衛本能システムがあらわれたものが含まれています。