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2018/07/30

イップスとは何か⑴

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イップスとは、

イップスは精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のことである。本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが、現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。 」

とされています。

Wikipediaの概要としては、

「イップスという用語は、1930年前後に活躍したプロゴルファーのトミー・アーマーが、この症状によってトーナメントからの引退を余儀なくされたことで知られるようになった。アーマーは1967年に出版された自著『ABCゴルフ』の中で、今までスムーズにパッティングをしていたゴルファーがある日突然緊張のあまり、カップのはるか手前のところで止まるようなパットしか打てなかったりカップをはるかにオーバーするようなパットを打ったりするようになる病気にイップス(YIPS、うめき病、yipeは感嘆詞で「ひゃあ」「きゃあ」「うわっ」といった意味)と名づけた[1]。この症状を説明するために、ゴルファーの間では「ショートパット恐怖症 (twitches)」「よろけ (staggers)」「イライラ (jitters)」「ひきつり (jerks)」などの表現がされてきた。

イップスの影響はすべての熟達したゴルファーの半数から4分の1くらいに及ぶという。アメリカミネソタ州の大病院メイヨー・クリニックの研究者によれば、すべての競技ゴルファーのうち33 - 48%にイップスの経験がある。25年以上プレーしているゴルファーにそうなりやすい傾向があるようである。

しかし、イップスの正確な原因というのは未だ決め手がない。一つの可能性として、あるタイプのゴルファーに関して言えばそういった現象は加齢に伴う脳の生化学的変化の結果ではないかと考えられている。プレーに関係する筋肉を使いすぎたり、協調や精神集中に迫られることで、問題が悪化する場合もある。また別に、イップスの本当の原因として局所性ジストニア (focal dystonia) がその可能性の一つとして言及されることもある。」

と記されています。

なかなかぼんやりとした「総称」のようです。

さらに治療法に至っては、

「明確な治療法は無く、克服出来るかはその人間次第である。最終的に克服出来たとしてもイップス発症から数年・数十年経過しているケースも珍しくない。

よく行われる治療法としては、最初は原因を発見して失敗した場面を直視することから始まり、無意識に身体が拒否反応しているので小さい部分から徐々に成功体験させて自信を体感させる行為がある。しかしこれは精神的に覚悟や開き直りを求める行為でもあるので新たに精神に負荷をかけてしまう恐れもある。また別に、単なるスランプや緊張からくるあがり、あるいは精神的な病気が原因ではなく、運動障害であるジストニアが疑われる場合には、職業性ジストニアの治療に準じた治療が少数の医療機関にて行われつつある。 」

とのことです。

感情的、心理的なものからジストニアなどの医学的なものまで一緒にされていて非常に分かりにくい様相です。

漫画や小説などで心理的トラウマとからめてドラマチックに描かれることも多く少し誤解を招きやすい状況です。

 

「俯瞰投射法」は、今現在(ただいま2018年)までに発表されている世界中の科学論文を基に構築されています。

今までのイップス対策にありがちな、メンタルトレーニング的なものではありません。

 

これから述べる内容をもとにどのようなものか判断してもらえればと思います。

 

 

2018/07/22

「心理や行動にはモーメントがかかる」

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全英オープンゴルフ
松山英樹選手が予選落ちしました。
日本で活躍が最も期待される選手ですから、残念に思っている人も多いことでしよう。


松山英樹選手は今のところ世界的な実績においては日本人史上最高のプレーヤーで、その活躍は現在進行形です。
ここまでのプロセスも、日本人史上最高であるわけですから彼のスタイルに否定的な意見を述べる日本人はいないでしょうね(゚o゚;;
ですが、彼のゴルフの傾向に気になる点があるので勇気を持って述べてみようと思います。
松山英樹選手は他の選手と比べてプレーに時間をかけてかなり慎重にプレーをするタイプです。
(ここではあえてマナー的な意味は一切排除して考えていきます。)
ここで、松山英樹英樹選手及び彼の周りの人々がそろそろ気をつけなければならないのは、
「心理や行動にはモーメントがかかる」
ということです。
ものすごく簡単な例えで言うと、アドレスでハンドファーストを意識する事で調子が良くなったとします。しばらくすると気づかないうちにかなりハンドファーストの度合いが進んでいくというような現象です。
自分のスタイルで得た成功体験の形を変えづらいし、知らないうちにその傾向が強まっていくものです。
松山選手はこのプレースタイルでここまで登りつめてきました。
そこでますますプレーに慎重になり時間をかけていく傾向が少しずつ強まっていく可能性があります。
プレショットに時間がかかり始めると、脳が情報を処理する時間的余裕が生まれます。
この時間的余裕は諸刃の剣で使い方を間違えるとプレーのパフォーマンスが著しく落ちるのです。
(このパターンにはまった例は意外に多く見られます)
この時間が自分のゴルフの技術的課題の為に使われ始めると成績が下降線をたどっていくことになるでしょう。
この状態を、「時間の使い方を良く練られたプレショットルーティーン」に早めに置き換えないといけません。
時間的余裕と脳の情報処理との関係性にある危険性についてはまた次回…

 

2018/07/05

100切りするために知っておきたいこと

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ラウンドでスコア「100を切る」ためにどうすればいいのか?

この、「スコア100切り」というテーマは、ゴルフメディアやレッスン関係でよく出てくるワードであることは間違いありません。

ここで初めに力説しておきたいのは、「100切りというテーマにおいてはプロゴルファーの真似をすべきではない」ということです。これは、「プロはこうしてます」的なレッスンを全否定するものになりかねませんので、これから少しづつ解き明かしていきたいと思います。

 

 

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