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2019/09/28

「理想と現実」を「長期目標と短期目標」に書き換えよう

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グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さんの「よくもそんなことを、」という強い口調のスピーチが話題になっています。



ノーベル平和賞のマララさんなどをはじめ、若き活動家の国連でのスピーチは、とてもインパクトがありますね。が、ここへきて今回はヒステリックであるとか、大人に利用されているなどの批判も出てきたりしているようです。




より良い世界にしたいという、地球環境問題、地球温暖化対策などのビッグイシューを改善したいという思いは総論としては多くの人が賛同するところではないかと思います。

 

しかし、各論では意見をまとめる事は容易ではありません。




イップスの改善などもそうなのですが(急に問題のスケールがちっちゃくなっちゃいますが)、全ての問題解決には、少なくとも2つの目標が必要です。

それは「長期目標」と「短期目標」です。

当たり前の事ですが、そもそもその2つの目標は「対立」するものではありません。



ところが、ビッグイシューになると、その長期目標は「理想」、短期目標は「現実」のニュアンスに書き換えられてしまいます。



どういうわけかそうなると、相容れない『2つの理念』となり、対立する構図が生まれてしまうのです。



問題解決は、右か左か、白か黒か、ゼロか100かという対立構造にすべきではなく、(対立構造は一時的に人々の興味を引くための心理テクニックとしては有効で政治利用されがちですが)本当の問題解決は対立ではなく、同じ方向を向く事を思い出すことがとても大事なのではないでしょうか。

 

「理想と現実」を「長期目標と短期目標」に戻してあげることになるでしょうか。