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2020/03/25
日本人の遺伝子は新型コロナウイルスを乗り越えられるのか
型新コロナウイルスの流行の始まりは、中国の武漢を中心としたものでした。
当初、日本に接岸した大型客船の問題で右往左往した様子が世界中にエキセントリックに配信され、次の流行の中心地は日本なのではないかという憶測が流れました。
しかし今、流行の中心地を欧米に移し、広く爆発的拡散(pandemic)しています。
中でも、イタリアは異次元の爆発的患者急増状態というオーバーシュート(overshoot)の段階にあると言われています。
そのような中、欧米のメディアでは、
『日本は検査不足で実態が反映されていないのか、それとも感染抑止で「健闘」しているのか注視し始めた』
という報道が配信されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000021-jij-int
『日本のコロナの謎』として、ドイツ、イギリス、アメリカのメディアがこぞって取り上げています。
(図表:厚労省専門家会議 分析提言より)
確かに、日本は欧米諸国に比べて、強い政治主導の法的拘束力の行使をせずに、爆発的な拡大を今のところ防げている事を統計があらわしています。
これが、欧米メディアが疑う、検査量の少なさによる数字のトリックなのかどうかはわかりませんが、
なんとか医療崩壊するところまで行かずに踏みとどまっているのは確かなようです。(油断は出来ないとは思いますが)
このような現象は、まさに日本人が特徴的に持つ(以前に述べました、セロトニンにまつわる)不安遺伝子がプラスに働いた例ではないでしょうか。
どうしても楽観的に考えられない事がそれぞれの行動抑制や秩序を保つことに影響しているように思われます。
今現在、諸問題はありますが、政府が主導してマスクなどの物資を配給制にしたりしなければならなくなるほどの混乱には至っていないのは、やはり日本人特有の遺伝子のプラスの側面なのではないかと思います。
(不安遺伝子のメリットとも言えるかもしれませんね)
当然、各機関の多大なる努力の継続による貢献がある事も言うまでもありません。
専門家会議の分析官の方が、
『客船の問題に対する対応の中に大きな学びがあった』
という意味の事をおっしゃっていました。
まさに、世界中から批判を浴びたマイナスの事例から大きなプラスの学びを得ていた成果だとしたら、これはとてつもなく『凄い』事ですね。