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2020/06/14

シャローイングってナンダ⁇

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多くのプロが取り入れている『シャローイング』とは、アタックアングルを低くするメリットがあります。

 

MLBなどでも話題になった『フライボール革命』と同じように、ゴルフでもトラックマンなどの機器を使って、理想の距離や球筋のための数値の目安がわかってきました。

 

適正なスピン量を得られるためにどのような軌道が良いのか、その軌道をつくるためにはどのように身体を動かせば良いのかを逆算した結果、効率の良いスイングを模索したアイディアのひとつであると言えます。

 

物理的には、ボールに与える直接的な動きはダウンスイングでシャローな角度でボールにコンタクトする事が出来ていれば良いことになります。

なので、テイクバック自体がシャロー(俗に言うフラット軌道)であれば、シャフトを寝かせる必要はないのですが、ダウンで『寝かせる』という言葉がキーワードになっています。

 

ちょっと前に『シャフトを前倒せ』と言っている人がいたのに、今度は『後ろに倒せ』と言われて混乱している人も多いことでしょう。

 

結論から言えば、これはどちらが正しいということではなく、どちらも方式としては以前から似たものは存在するスイングタイプの分類なので、自分に向いたものを選ぶことが出来ればベストです。

 

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気をつけなければいけないのは、身体の使い方と、使うクラブに個人差というか合う合わないが出てきます。

シャローに対するものとしてはスティープということになりますが、この双方は細部のところの技術的互換性が低いので両方の『いいとこ取り』をするのはかなり難しいです。早めに自分に向いているかどうかを見極めないとスイングづくりの迷子になりますので注意が必要です。このような過程でスイングを崩したりイップス になったりする理由は次回以降で述べたいと思います。

 

YouTubeでイップス 予防のために、上体の力を使わずに下半身で始動することをテーマにしましたが、下半身の反力を回転に配分するか、上下にも配分するかの方針に関わってきます。(どちらも上体の力感をそのままなるべく使わないのが理想です)