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2020/10/07
オーソドックスなパッティングストロークの理想と現実【イップス 予防対策について 2】
「オーソドックスなストロークの理想と現実」という副題を付けましたが、
パッティングにおいては理想と現実が入り混じっていまだにわかりにくくなっているのが現状です。
なので手っ取り早く言えば「何も考えないでやったほうがいい」ことになりますので、
ややこしい話がどうもという方は閲覧注意かもです。
なるべくわかりやすくするために、オーソドックスなストロークをある二つのタイプに分けてみました。
タイプ1
シャフトの動きが同一平面を動くタイプのストローク
タイプ2
いわゆる五角形が縦に揺れる振り子ショルダーストローク
理由あって、タイプ2から説明します。
結論から言います。
タイプ2をノーマルのパターを使用して追求するとイップスになる危険性があります。(私の私見ですが、今のところの研究の結果です)
このストロークは、フェースを常にまっすぐ動かそうとするという理想を実現するための、代表的なストロークです。
このストロークが理想とされる理由はいくつかあります。
・『パターは振り子が理想である』という前提。
・ターゲットラインに対してフェースの向きが終始変わらない一見合理的な仕組みであること。
・多くのパターメーカーの製品テストロボットの構造がこのような完全縦振り子が多いこと。
・パターはフェースの向きが重要で、フェースの向きをまっすぐのままストロークすべきという考え。
ところが、タイプ2のストロークは物理面と医学面ともにかなりの問題を抱えています。
※3へ
次回は、タイプ2がなぜ問題なのかを簡潔に、タイプ1はどのようなものなのかをなるべく簡潔に説明します。