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2020/11/21
ダスティンジョンソン と最新理論 と おまけのレッスン
2020年は秋に開催する事が出来たマスターズ。
優勝は名実ともに実力ナンバーワンのダスティンジョンソンでした。
思えば、ダスティンジョンソンの登場は、これまでのゴルフクラブやスイング理論を覆すほどのインパクトを与えたと言えます。
超ハードヒッターが、高ロフトのドライバーを使い、あれほどハッキリとした左手掌屈で体をやや開きながらハンドファーストにインパクトするという、ある意味かなり振り切ったコンセプトです。
登場当初はかなり『独特』なものとしてとらえられていたのが、時代が追いついてきた感があります。
今や、このような『左手掌屈』や『シャローイング』などは熱心なアマチュアの間でも知られるようなキーワードになってきましたね。
しかし前回述べたように、このようなスイングを取り入れようとした時に、体型などの『資質』との兼ね合いを、考慮しないと元々持っているスイングの良い所を壊しかねないので注意が必要です。
取り入れるとしたら自分の持つ要素との『最大公約数』的なものにするのがベターです。
レッスンの実例を紹介すると、
シャローイングに取り組もうとするお客様にアドバイスさせていただいたのは、
完全なお手本的なシャローイングを実現するには、『胸郭の幅に対する充分な腕の長さ』か、『右の肩甲骨と肩の外旋の柔軟性』が必須の要素である事をまず知ってもらいました。
それを無理に実現しようとすると本筋の腕の動きからかなり外れた代用動作的な動きとなり、結果として飛ばなかったり振り遅れたりする旨を説明しました。
例えば、私の体(日本人の標準より太めですが)で表現するとこうなります。
このようにシャローイングというテーマで、肩の内旋外旋がスイングの動きに『順目』ではたらくスイングの形を完全なカタチで表現するには、5センチほど左腕の長さが足らないということがわかります。
ちなみに、ダスティンジョンソン的なスイングにするとしたら、やはりまたこうなります。
(※ここで言う『腕の長さ』とは胸郭の幅に対する相対的な長さの事で腕をはたらかせるスペースの余裕の事になりますので、胸郭が狭いことによる相対的な腕の長さであったり、右の肩甲骨の柔軟さで右腕を短く使うことで懐を深くして補うこともできます)
例えばこのように手足の短い日本人体型だとこのような足らない要素をどうするのかという事を個々の事情を鑑みて詰めていく必要があります。
この場合の解決法としてはこのように、左腕の届く範囲内でトップオブスイングをつくるという結論になります。少しコンパクトなトップになるという印象になろうかと思います。
(画像では少しわかりにくいかもですが)
という事で、今の身体的資質(体型、柔軟性、筋力など)を考慮し且つ活かしながら、どういう取り入れ方が出来るのかを信頼出来るプロフェッショナルに相談する事をお勧めします。