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2022/04/20

才能を上回るための『教育』や『訓練』とは

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才能を上回るための『教育』や『訓練』とは

 

 

ということで、

高校や大学時代の環境では、あらゆる能力の者がどのように成功し、どのように挫折したのかをたくさん目の当たりにしてきました。

 

そこで感じた肌感覚としても、

『努力✖️才能」

という事では語りきれない何かを感じていましたが、この言葉がかなりヒントになっていると思います。

 

「なにも教育や訓練をしていない人間は、いくら才能を持っていたとしても周囲から必要とされる基準までたどり着ける訳がない。それほどまでに才能は万能ではない。」

 

古代ギリシャ時代の哲学者ソクラテスの言葉をプラトンが書き残しているそうで、才能を持っていても、『教育』と『訓練』が無いと才能があってもモノにならないと言っています。

 

ここで言う、

『教育』とは他者が与える受け身のもので、

『訓練』は自ら行う自発的努力、

という解釈が一般的です。

 

ここで深読みすると、

 

『訓練』とは、

トレーニングや反復練習をするという努力継続することが前提で、自ら高めるべきモチベーションも含まれている

 

『教育』とは、

文字通りエデュケーションだけではなく、ティーチングや自己のリソースに合った戦略(ストラテジー)を組むことも含まれている

 

ここまで補足出来れば、古代の知見を最新の脳神経化学や人体・運動生理学、認知・行動心理学に照らし合わせても矛盾しません。

 

 

 

熱心に誘ってくれた中学校の先生のおかげで、八村塁選手もバスケットボールで成功した訳で、

Aくんも例えばハンドボールに転向というストラテジーを組むことによってスポーツとしては噛み合ったかも知れませんね。

 

ということで、

結局「ゴルフ」はどうなのよ、ということですが、、ゴルフはそれほど身体のサイズなどのアビリティ的な意味の才能は重要ではありません。

例えばプロゴルファーは意外と体育の成績が良くない人が多い事がよく知られていますね。

誤解を恐れずに言えばある種の『感覚の鈍さ』も一つの素養として必要なのではないかとすら思います。

『教育』と『訓練』のための環境を整える重要性が相対的に高まるということになりそうです。

 

 

 

 

ちなみに昔のムーンサルトは、

【後方2回宙返り1回ひねり下り】

 

最新の進化版は、

【後方『伸身』宙返り『4回』ひねり下り】

身体を足先まで伸ばしたまま、ひねりを4回まで増やしたというかなりの荒技になっています。

 

 

おそらく今のところ選ばれし天才しかできそうにありません。