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2020/12/09
モー・ノーマン式か、ベン・ホーガン式か
前回は、ダスティン・ジョンソンはある意味『振り切ったコンセプト』であると書きました。
ブライソンデシャンボーも斬新なコンセプトを持っていますね。
最初から伝説のプレーヤー『モーノーマン』と重なっていましたが、やはり研究していたようですね。
これからは、このような『モーノーマン』タイプはもっと出てくるかもですね。
彼のコンセプトは徹底的な合理主義で、パターも例外ではありません。
二重振り子にならないようにロックされている
、アームロックはイップス 対策のひとつにはなりそうですね。
(以前にも取り上げましたhttps://sueoka-golf.com/info/2594925)
しかし、パターの微調整が必須になります。
使う本人に合わせた調整のポイントは、パターの、
長さ、
重さ、
ロフト、
ライ角度、
シャフト硬度、
グリップの形状…
といった感じで容易ではありません。
また、そのパターを使ってかなり練習量も必要になります。
かなり、一般プレーヤーにはハードルが高そうですね。
プロでも自分で道具をいじれるレベルでないと中々難しいかもしれません。
このように『モーノーマン』型を極めるには、道具を改造することがポイントになります。
イップス の改善のための取り組みをする時にも、この『道具の改造』はかなり有効だと思っていて、イップス を克服したレジェンドプレーヤー達も必ず試みていると思います。
その点においては、私もかなり研究して、グリップの形を工夫したりしたものを数種類開発したのですが、こればかりは実際に触って試してもらわないことには伝わらないという事実があり、サンプル数が思うように多く取れていません。
なので、極めてオーソドックスなパターで、イップス にも効果があるメソッドを研究したら、結果として、タイガー・ウッズがやっているようなストロークのリバースエンジニアリング的なものになり、たぶんトッププレーヤーにとっては極めてありがちなストロークになりました。
これから、この『究極のストローク』とも言える内容についても少しずつ公開していこうと思います。